事故防止ケーススタディ

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ケース41. 構内バック時に、後方を歩いていた歩行者に気付かず衝突
  ☆事故の発生状況☆
     大型トラックを運転するAは、配送先のスーパーで荷を降ろすためにバックで駐車しようとしていた。
 前方にあるスーパーの建物と駐車スペースとの間が狭いため、ぶつからないよう前方の注意に気をとられていたところ、後方を歩いていた歩行者に気が付かず、接触、怪我を負わせてしまった。
     
  ☆事故の原因☆
    ①後方の安全確認不十分
  ☆防止策☆
   
  1. ドライバーにとって注意力を集中させることは重要ですが、それが一点に偏り、他方が疎かになると事故の危険が増すことになります。常に注意力を広範囲に分散させるよう心掛けましょう。
  2. 大型車は、後方の死角が大きく、バックミラーやサイドミラーのみでは、後方の安全確認をすることは困難です。バックをする際は、バックブザーを3~4回鳴らしてからバックしたり、同乗者に誘導を依頼する等、十分に安全確認をしましょう。
       
       
ケース42. 雨の中、交差点内でスリップし信号柱に衝突
  ☆事故の発生状況☆
     大型トレーラーを運転するAは、雨の中、配送先へ向かうために片側2車線の道路を走行していた。
 交差点に差し掛かるところで信号が黄色に変わったが、急いで通過しようと思いそのまま減速せずに進行を続けた。
 しかし、対向車線で右折待ちをしていた乗用車Bが右折開始したことに気が付き、慌てて避けようとハンドルを切りながらブレーキを踏んだ。
 トレーラーは後輪がロックしてしまい、そのまま交差点内の信号機の柱に激突した。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 黄色信号を無理に通過しようとした
② 道路や路面の状況を考慮しない判断ミス
  ☆防止策☆
   
  1. 交差点に進入する時は、まず減速することが大切です。また、信号が黄色に変わった時は停止する心の余裕を持ちましょう。また、二つ三つ先の遠く離れた段階から、その色を確認しておき、そこに到達するまでに色が変わるかもしれないと予測しながら走行することが大切です。
  2. 雨の日は、視界が悪くなるうえ路面が滑りやすくなるなど悪条件が重なり危険度が増します。路面状態を考慮し、横転や横滑りの原因となる急ハンドル、急ブレーキは絶対に避け、速度を落とし、とっさの危険回避ができるよう前方注視を怠らないことが大切です。
       
       
ケース43. ETCレーン通過時に、カード挿し忘れによるバー衝突
  ☆事故の発生状況☆
     大型トラックを運転するAは、県外の配送先へ向かうため高速道路の料金所に向かっていた。ETCレーンに近づき、前を走る大型トラックに続いて通過しようとしたが、直前でバーが下がり衝突してしまった。
     
  ☆事故の原因☆
    ① ETCカード挿入不良による通信エラー
② ETCレーン通過の際の速度超過
  ☆防止策☆
   
  1. 高速道路に乗る際は、乗車前に必ずETCカードの有効期限、挿し忘れや挿し込み方向など、確認事項を怠らな いようにしましょう。
  2. ETCはスピードの出しすぎにより無線信号が正常に機能しない場合があります。また、トラブル等により前車が急停止したり、バーが開かない場合等も考えられますので、十分な車間距離を確保し、ETCレーンに進入する際は安全に停止できる速度(20km/h以下)まで減速し、レーン内徐行運転を心掛けましょう。
       
       
ケース44. 前方二輪車に気を取られ、側方から来た車両に衝突
  ☆事故の発生状況☆
     貨物自動車を運転するAは、配送先へ向かうため側道から片側2車線道路に入ろうとしていた。
 一旦停止の後、進行方向に向かう二輪車が別のトラック越しに見えたため、そちらに注意を傾け、他に後続車両は見当たらなかったことから、二輪車に続き道路に入ろうと進行した。
 しかし、右側方から二輪車が進行してきており、Aはまったく無警戒のまま衝突してしまった。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 思い込みによる判断ミス
② 交差点安全確認の不徹底
  ☆防止策☆
   
  1. 交通事故の大半は交差点で発生しています。特に信号機のない交差点では一層の注意と安全確認が必要です。一旦停止は確実に行い、周囲の状況を的確に把握した上で、無理のない運転を心掛けましょう。
       
       
ケース45. 夜間、ノーブレーキで駐車車両に衝突し、多重事故
  ☆事故の発生状況☆
     大型トラックを運転するAは、遠方での納品を終え、夜間帰社途中で、郊外の長い直線道路を走行していた。進路前方には一台の自家用車が路上駐車していたが、この車両に気付くことなく進行し、直前になって慌てて回避行動をとったが間に合わず衝突し、その反動で第2車線上の車両にも衝突、その車両は押し出され対向直進車に衝突する多重大事故となった。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 一瞬の居眠りや疲労の蓄積による集中力の低下
② 体調管理不足
  ☆防止策☆
   
  1. この事例は、事故の原因にもあるように、居眠りか疲労の蓄積による集中力の低下が推定される事故です。早朝より夜間までに及ぶ長時間の運転等の際には、事前に時間配分を組み立て、無理のない運行計画を立てましょう。また、休憩や仮眠を取るなど、体調管理が重要です。
  2. 健康管理を怠ると、運転の三要素(認知、判断、操作)に影響が及び、過労運転や居眠り運転に繋がります。健康は適度な運動と十分な休養により保たれます。健康管理に努め、ベストコンディションで運転業務にあたりましょう。