事故防止ケーススタディ

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ケース61. 構内で作業中トラックの観音扉に衝突
  ☆事故の発生状況☆
     貨物自動車を運転するAは、いつもの納品先で荷卸しをするため倉庫に入り後退を始めた。近くに見慣れないコンテナや荷物が置かれていることに気づき注意しながら後退していると、左隣りに荷卸しのために停車していたトラックの後部観音扉に接触し、損壊させた。
     
  ☆事故の原因☆
     後退時の安全確認不足
  ☆防止策☆
   
  1. 構内等の気になるものが多い場所では、危険要因を確認できないままバックしてしまいがちですが、ミラーやモニターに頼らず、特に確認しにくい左後方には十分注意しましょう。
  2. バックする際は、同乗者や周囲の人に誘導してもらうか、車から降りて死角の安全を目で見て確認するように心がけましょう。
       
       
ケース62. 交差点で前車の急停止に対応できず追突
  ☆事故の発生状況☆
     大型貨物車を運転するAは、積荷を配送先に届けるため片側二車線の幹線道路を走行していた。
進路先の交差点手前で前車が左折の合図を出したことを認めたため、状況を把握しつつ継続して追従した。
前車が交差点に差し掛かる頃、一台の自転車が交差点を通過中であったが、進行に差し障りはないと判断し、多少の減速はしたものの、前車の急停止までは予測しなかった。ところが、前車は左方からの急な歩行者横断があり、左折手前で急停止したため、Aは対応することができず追突してしまった。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 交差点安全進行義務違反
② 思い込みによる安全確認不足
  ☆防止策☆
    交差点は自動車、二輪車、自転車そして歩行者と、大きさも進む速度も違う様々な“動体”が交錯する場所です。特に交通弱者である自転車や歩行者に対しては、その小ささや無防備さから特に動向を注視し、如何なる事態でも対応ができる状態で進行しなければなりません。また、「かもしれない」運転が必須の場面といえます。
普段の馴れや過信から、「前車はこの位のスピードで進行し交差点を抜けるだろう」と、自分勝手に判断してしまうことは、安全に対する配慮が完全に欠如している状態といえ、その思い込みが事故を生む結果となります。
「交差点安全進行」を忘れることなく、常に何が起こるか?を予測しつつ、いつでも止まれる速度で進行することを心掛けてください。
       
       
ケース63. 事務所棟の庇に衝突
  ☆事故の発生状況☆
     大型貨物車を運転するAは、配送先からの出庫にあたり、一度事務所に立ち寄ってから出発する予定であった。
駐車スペースは混雑していたため事務所棟の前まで進み、一旦下車して所用を済ませ、改めて出発する際、オーバーハングにより車両後部の上側を事務所庇に接触させてしまった。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 安全確認不足
② 車両情報や構内施設の把握不足
  ☆防止策☆
    構内では、道路上と違い対向車両や交通弱者の往来が限られることから気の緩みが発生し、注意力が低下しがちとなりますが、軒や庇、看板、配線・施設設備、パレットなど数多くの障害物があります。また、バックで進行するケースも道路上より格段に多くなり、構内事故原因の一定の割合を占めています。
いつも同じ構内と安易に判断せず、小さな変化でも敏感に反応できるよう気を抜かず行動してください。また、少しでも違和感を感じた時は、無理をせず、一旦下車して安全確認をするなど、慎重な姿勢が大切となります。