事故防止ケーススタディ

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ケース6. 高速道路での追突
  ☆事故の発生状況☆
     4tの普通貨物自動車を運転するAは、首都高速道路のカーブ地点で、雨のためスリップし道路を塞いだ乗用車Cに気付き停止した乗用車Bを認め、急ブレーキを掛けたが間に合わず追突した。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 前車との車間距離の不保持
② 前方の安全不確認
③ 道路・路面状況を考慮しない速度の判断ミス
  ☆防止策☆
   
  1. 道路や路面の状態をよく考え、晴れた日より速度を落とし、車間距離を十分とって慎重に運転しましょう。
  2. 雨の日は、視界が悪くなるうえ、路面が滑りやすくなるなど悪条件が重なり、危険度が増すことから、とっさの危険回避が素早くできるよう、前方注視を怠らないことが大切です。
  3. 高速道路では、急ハンドル、急ブレーキは、横転、横滑りなどの原因となり、特に雨の日は危険であるため、「急」の付く運転は絶対に止めましょう。
       
       
ケース7. 左折時に横断歩行者と衝突
  ☆事故の発生状況☆
     4tの普通貨物自動車を運転するAは、信号機のある交差点を左折する際、一人の歩行者が横断歩道を渡り終えたのを確認した後、もう歩行者がいないものと思い込み左折を開始したところ、後から急いで渡ってきた歩行者Bに衝突した。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 横断歩道者に対する安全不確認
  ☆防止策☆
   
  1. 貨物自動車が交差点を左折する際、横断中の歩行者や自転車に衝突して重大事故になるケースが多いことを、まず理解しましょう。
  2. 横断歩道や自転車横断帯に近づいた時は、横断する人や自転車がいないことが明らかな場合のほか、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。また、歩行者や自転車に道を譲らなければなりません。
  3. 信号の変わり目には横断歩道を渡ろうと、歩行者が駆け込んできたり、自転車が無理に横断しようとすることがあるので、横断歩道には常に注意を払っておくことが大切です。
  4. 「他に横断者はもういないだろう。」と思い込んで安全確認を怠ることは、最も危険であり要注意です。
       
       
ケース8. 進路変更時に前車に追突
  ☆事故の発生状況☆
     10tの大型貨物自動車を運転するAは、交通頻繁な片側二車線道路の右側車線を走行中、交差点における右折待ち車両が原因で前方が徐々に渋滞しつつあったため、左側車線に進路を変更しようとしたが、同車線も連続進行中で進路変更のタイミングが取れず、左後方の安全確認に気を奪われ進行していたところ、前方で渋滞停止中の乗用車Bに気付くのが遅れ、慌ててブレーキを掛けたが間に合わず追突した。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 左後方の安全確認に気を奪われ、前方の安全不確認
  ☆防止策☆
   
  1. 進路変更の際は、後方に気を奪われ前方注視が疎かになり、追突するパターンが多いことに注意しましょう。
  2. みだりに進路を変更しないようにしましょう。もし、進路を変更する時には、前方の渋滞状況・車間距離・速度等に気を配り、更に、ミラーで左後方の安全を確かめ進路を変更するようにしましょう。
  3. 後方の車が、急ブレーキや急ハンドルで回避しなければならないような場合には、進路を変更してはなりません。
  4. 交差点と、その手前から30m以内の場所では、進路を変更してはいけません。
       
       
ケース9. 急停止した前車に即応できず追突
  ☆事故の発生状況☆
     11tの大型貨物自動車を運転するAは、乗用車Bに追従し走行中、交差点手前付近に差し掛かった際、対向車線に渋滞で停止中の乗用車の陰から道路を横断してきた歩行者に気付き、危険を避けるためとっさに急停止したBを認め、慌てて急ブレーキを掛けたが間に合わず追突した。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 安全な速度
② 前方の安全不確認
③ 前車との車間距離の不保持
  ☆防止策☆
   
  1. 決められた速度の範囲内であっても、対向車線が渋滞し、しかも、交差点付近では往々にして渋滞の陰から横断者があることを予想し、危険が発生した場合でも安全に停止できるような速度で走行しましょう。
  2. 渋滞が長くなるとそれだけ死角部分が多くなり、飛び出しなどによる危険が増します。とっさに危険を回避することができるように、前方注視を怠らないようにしましょう。
  3. 危険が発生し前の車が急に停止しても、これに追突しないような安全な車間距離を取りましょう。
  4. 運転者が疲れている時や、雨に濡れた道路を走る時などには、車の制動距離(ブレーキが効きはじめてから、車が停止するまでの距離)が長くなることに注意が必要です。
       
       
ケース10. 夜間、左折時に原付を巻き込み
  ☆事故の発生状況☆
     15tの大型貨物自動車を運転するAは、夜間、信号機のある交差点において青信号で左折する際、対向車線から右折待ちのため交差点中央で停止していた二輪車に気を奪われ、左後方の安全確認が十分でないまま一気に左折をしたため、左側方を並進中の原付自転車Bを左後輪で巻き込んだ。
     
  ☆事故の原因☆
    ① 左側方の安全不確認
② 徐行義務違反
③ キープレフトの原則(道路の左側寄りに走る)
  ☆防止策☆
   
  1. 大型貨物自動車が、交差点を左折する際には内輪差が大きく、一度右に大きく膨らんで左折をしなければならないこともあり、左側方を通行中の原付や二輪車などを巻き込む危険性があることに、まず、注意が必要です。
  2. 交差点を左折する際には、左側方、後方の安全確認が必要であり、特に夜間の場合は視界が悪く、また、原付など走行中の小さなものは、見落としたり、距離感を見誤ったりすることがあるため最徐行し、状況により一旦停止して安全確認することが大切です。
  3. 道路を走行する時は、止むを得ない場合のほかは、「キープレフトの原則」を守り、道路の左側に寄って通行しなければなりません。交差点を左折する際には、巻き込み防止のため道路の左側に寄って走行し、原付などの並進を避けるようにし、もし、並進中の原付などがある時には先行させてから左折するようにしましょう。