事故の情報・注意喚起

大型自動車等の車輪脱落事故防止について【関東運輸局発】(配信日:2019.2.15)

平成30年度(昨年4月~1月)に関東運輸局管内の事業者において発生したホイール・ボルト折損やホイール・ナットの緩み等による大型自動車の車輪脱落事故件数は10件であり、前年度の発生件数5件と比較して多い状況となっており、一部では脱落したタイヤとの接触により負傷者も出ています。この10件を見ると、10月に3件、12月以降に5件発生しており、事故原因は、ホイール・ナットの締め付け不足2件、タイヤ交換後の増し締め未実施3件、日常(運行前)点検における確認不足4件、スチールホイールにアルミホイール用ナットの使用1件と推測されます。また、平成14年~平成29年における月別車輪脱落事故統計によると、冬期に集中して発生し、特に2月の発生件数が最多となっていることから、これからも予断を許さない状況です。つきましては、同種事故を防止するため、下記「車輪脱落事故防止のための4つのポイント」の確実な実施について、改めて徹底をお願いいたします。
「車輪脱落事故防止のための4つのポイント」
1.ホイール・ナットの規定トルクでの確実な締め付け
2.タイヤ交換後、50~100km走行後の増締めの実施
3.日常(運行前)点検における確認
4.ホイールに適合したボルト及びナットの使用
※詳細については、関東運輸局のホームページをご覧ください。

http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_gian/hoan/date/h30/index.html

トラックドライバーの長時間労働改善等のガイドラインをまとめました「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」を公表(国土交通省:新着情報)

国土交通省及び厚生労働省では、トラック運送事業における取引環境の改善及び長時間労働の抑制を実現するための環境整備を図ることを目的として、平成27年度より、学識経験者、トラック運送事業者、荷主、労働組合等の関係者から構成される「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」を中央及び各都道府県に設置しております。
当該協議会において、トラック事業者と荷主とが連携して、荷待ち時間の削減や荷役作業の効率化など長時間労働の抑制を図るためのパイロット事業を平成28年度から2か年度にわたり実施し、今般、その成果を「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」として取りまとめました。
国土交通省及び厚生労働省では、関係省庁と連携し、今後、ガイドラインの横展開を図り、トラック運送事業における取引環境と長時間労働の改善に向けて取り組んでいきます。 ※詳細については、下記リンク先をご覧ください。

http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000160.html

大型トラック等による重大事故(国土交通省発表) (2019.5.17データ)

No. 発生日時 発生場所 事故の概要
1. 2019.4.2(火) 静岡県 午前0時40分頃、静岡県の県道において、同県に営業所を置く大型トラックが運行中、対向車線の軽自動車が蛇行して走行してきたため停止したところ、当該軽自動車と衝突した。この事故により、軽自動車に乗っていた4名のうち、3名が死亡し、1名が重傷を負った模様。
2. 2019.4.2(火) 埼玉県 午前3時25分頃、埼玉県の国道交差点において、同県に営業所を置くトラックが運行中、当該交差点を直進する際、対向車線から右折してきた軽自動車と衝突した。この事故により、軽自動車に乗っていた2名が死亡し、当該トラックの運転者が重傷を負った。
3. 2019.4.8(月) 千葉県 午前11頃、千葉県において、同県に営業所を置くトラックが運行中、前方を走行する乗用車に追突した。この事故により、乗用車の運転者が軽傷を負った。事故後の警察による調べにより、当該トラック運転者の呼気からアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された模様。なお、運行前点呼では、アルコールチェッカーで酒気がないことを確認しているとのこと。
4. 2019.4.11(木) 山口県 午前11時25分頃、山口県の国道において、福岡県に営業所を置く大型トラックが運行中、歩道に乗り上げバーストした。この事故による負傷者なし。事故後の警察による調べにより、当該トラック運転者の呼気からアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された模様。
5. 2019.4.24(水) 静岡県 午後3時頃、静岡県の国道において、大阪府に営業所を置くトラックが運行中、信号待ちで停車していた車両に追突した。この事故により、追突された車両の運転者が軽傷を負った模様。事故後の警察による調べにより、当該トラック運転者は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。
6. 2019.4.26(金) 福岡県 午前6時20分頃、福岡県の国道バス停において、同県に営業所を置くトラックが運行中、乗合バスが乗客の乗降のため停車していたところ、当該トラックが追突した。さらに当該トラックは、対向車線にはみ出し、走行してきた乗用車と衝突した。この事故により、乗合バスの乗客11名と運転者、乗用車の運転者の計13名が軽傷を負った。
7. 2019.5.8(水) 大阪府 午前7時20分頃、大阪府の高速道路において、府内に営業所を置くトラックが運行中、前方の渋滞のため停止していた自家用トラックに追突し、さらに前方の乗用車2台の計4台が絡む多重事故となった。この事故により、1名が死亡、1名が重傷、9名が軽傷を負った模様。
8. 2019.5.10(金) 岩手県 午前10時37分頃、大阪府の府道において、京都府に営業所を置くトラックが運行中、対向車線にはみ出し、走行してきた乗用車と衝突し、さらにその乗用車は後続の軽乗用車と衝突した。この事故により、乗用車の運転者が軽傷を負った。事故後の警察による調べにより、当該トラック運転者は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。
9. 2019.5.13(月) 北海道 午前9時20分頃、福井県の国道において、三重県に営業所を置くトラクタ・タンクセミトレーラーが運行中、崖下の波消しブロックに転落した。この事故により、当該トラクタ・タンクセミトレーラーの運転者が軽傷を負い、タンクセミトレーラーに積載していた重油が流出した。
10. 2019.5.16(木) 宮城県 午後6時30分頃、静岡県の県道において、福岡県に営業所を置くトラックが運行中、車線変更した際に、後方から走行してきた乗用車と衝突した。この事故による負傷者はなし。事故後の警察による調べにより、当該トラック運転者は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。