事故の情報・注意喚起

◆ 事業用自動車の事故防止の徹底について】(国土交通省・新着情報)
2月15日付けの警察庁発表の「交通事故統計」によると、平成29年中に発生した事業用自動車が第1当事者となった死亡事故件数が、
・バス・マイクロ 15件 (対前年比4件増)
・乗用(タクシー等) 39件 (対前年比11件減)
・貨物 289件 (対前年比14件増)
・合計 343件 (対前年比7件増)
となりました。事業用自動車の死亡事故件数が増加したのは、5年ぶりのことです。
各事業者様におかれましては、改めて、運行管理、運転者教育の確実な実施、社内の安全意識の向上等に関し、下記事項を徹底していただき安全運行に万全を期すようお願いいたします。
1.点呼の実施並びに乗務員の健康状態及び過労状態の把握を確実に行うという、安全確保の原点である運行管理業務を再確認し、徹底すること。
2.運転者に対して制限速度の遵守や、運転中の携帯電話等の使用の禁止など、法令遵守を徹底させることはもちろんのこと、運転者教育については、ドライブレコーダーの映像を活用する等効果的な指導方法を工夫し実施すること。
3.運転者に対し高齢者の事故の増加が社会的問題となっていることを理解させ、運行にあたっては、高齢歩行者、高齢自転車利用者、高齢自動車運転者及び高齢乗客に十分配慮させるとともに、自らが高齢の運転者に対しては、適性診断の結果等により自身の運転の特性を十分に認識した運転を心掛けさせること。

◆ 国土交通省では、本年10月に中国自動車道で発生した、大型トラックのスペアタイヤ落下による死亡事故を受け、同種事故の発生を防止するため、全ての大型トラックについて緊急点検を実施するよう関係業界へ指示しました。
※詳細については、下記リンク先をご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000165.html  (2017.10.27)


大型トラック等による重大事故(国土交通省発表) (2018.3.30データ)
No. 発生日時 発生場所 事故の概要
1. 2018.1.31(水) 埼玉県 午前9時20分頃、埼玉県の県道交差点において、同県に営業所を置くトラックが運行中、信号待ちのため停車していた乗合バス(乗客約20名)に追突した。この事故により、乗合バスの乗客12名と運転者、当該トラック運転者の計14名が軽傷を負った。
2. 2018.2.12(月) 岐阜県 午前5時00分頃、岐阜県の国道において、同県に営業所を置くトラックが運行中、前方を走行している大型トレーラを追い抜こうと追い越し車線へ車線変更したところ、赤信号で停止していた乗用車を確認したため、衝突を避けようしたが、走行車線を進行してきた大型トレーラと接触し、前方の乗用車との間に挟まれた。この事故により、乗用車の運転者が軽傷を負った。事故後の警察の調べにより、当該トラック運転者の呼気からアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いにより現行犯逮捕された模様。事故当日は、長距離運行の帰路であり、点呼未実施だった模様
3. 2018.2.13(火) 静岡県 午前4時5分頃、静岡県の高速道路において、神奈川県に営業所を置くトラックが運行中、前方を走行していた車両に追突し、車両左側面を下にして横転した。この事故により、積載物品の危険物が路上に漏洩し、衝突したトラックの運転者が軽傷を負った。
4. 2018.2.13(火) 北海道 午前10時36分頃、北海道の国道交差点において、道内に営業所を置くタンク車が運行中、信号待ちをしていた軽乗用車に追突し、その弾みで軽乗用車が別のタンク車に追突した。この事故により、軽乗用車の2名が死亡した。
5. 2018.2.14(水) 福岡県 午前12時00分頃、福岡県のコンビニの駐車場において、同県に営業所を置くトラックが運行中、停車中の車とフェンスに接触した。この事故による負傷者はなし。事故後の警察の調べにより、当該トラック運転者の呼気からアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いにより現行犯逮捕された模様。
6. 2018.2.25(日) 北海道 午後0時45分頃、北海道の国道において、群馬県に営業所を置く大型トラックが運行中、対向車線を走行してきた乗用車2台がセンターラインを越えて大型トラックに衝突した。この事故により、それぞれの乗用車の運転者が死亡した。事故当時、吹雪により道路及び視界の状況が悪かった模様。
7. 2018.3.12(月) 千葉県 午前7時26分頃、千葉県の県道交差点において、栃木県に営業所を置く大型トラックが運行中、対向車線から右折矢印信号に従い進行してきた回送運行中の乗合バスと衝突し、更に信号待ちで停止していた軽自動車に衝突後、電柱に衝突し停止した。この事故により、当該大型トラックの運転者が軽傷を負った。事故後、当該大型トラックの運転者の呼気からアルコールが検出されたため道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された模様。
8. 2018.3.25(日) 広島県 午前1時10分頃、広島県の県道交差点において、鹿児島県に営業所を置く大型トラックが運行中、中央分離帯に衝突した。大型トラックはそのまま運行を続けたが、警察による追跡で停止させられ、その際の調べにより、当該トラック運転者の呼気からアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された模様。この事故による負傷者はなし。
9. 2018.3.26(月) 岐阜県 午後4時40分頃、岐阜県の高速道路において、群馬県に営業所を置く大型トラックが運行中、渋滞のため低速走行していた貸切バス(運転者1名、乗員1名、乗客36名)に追突した。貸切バスは、更にその前の別のトラックに追突し、計3台が関係する多重事故となった。この事故により、当該トラックの運転者が死亡し、貸切バスの乗客1名が重傷、貸切バスの運転者と乗客35名、追突されたトラックの運転者の計37名が軽傷を負った。
10. 2018.3.29(木) 愛知県 午後0時55分頃、愛知県の商業施設において、兵庫県に営業所を置くトラックが運行中、駐車する際に駐車場内のポールに接触した。この事故による負傷者はなし。事故後の警察の調べにより、当該トラック運転者の呼気からアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された模様。