ケーススタディ39「ETCレーン通過時に、カード挿し忘れによるバー衝突」
☆事故の発生状況☆
大型トラックを運転するAは、県外の配送先へ向かうため高速道路の料金所に向かっていた。ETCレーンに近づき、前を走る大型トラックに続いて通過しようとしたが、直前でバーが下がり衝突してしまった。
☆事故の原因☆
① ETCカード挿入不良による通信エラー
② ETCレーン通過の際の速度超過
☆防止策☆
高速道路に乗る際は、乗車前に必ずETCカードの有効期限、挿し忘れや挿し込み方向など、確認事項を怠らな いようにしましょう。
ETCはスピードの出しすぎにより無線信号が正常に機能しない場合があります。また、トラブル等により前車が急停止したり、バーが開かない場合等も考えられますので、十分な車間距離を確保し、ETCレーンに進入する際は安全に停止できる速度(20km/h以下)まで減速し、レーン内徐行運転を心掛けましょう。