ケーススタディ54「交差点で前車の急停止に対応できず追突(NEW!!)」

☆事故の発生状況☆

大型貨物車を運転するAは、積荷を配送先に届けるため片側二車線の幹線道路を走行していた。

進路先の交差点手前で前車が左折の合図を出したことを認めたため、状況を把握しつつ継続して追従した。

前車が交差点に差し掛かる頃、一台の自転車が交差点を通過中であったが、進行に差し障りはないと判断し、多少の減速はしたものの、前車の急停止までは予測しなかった。ところが、前車は左方からの急な歩行者横断があり、左折手前で急停止したため、Aは対応することができず追突してしまった。

☆事故の原因☆

交差点安全進行義務違反

思い込みによる安全確認不足

☆防止策☆

交差点は自動車、二輪車、自転車そして歩行者と、大きさも進む速度も違う様々な“動体”が交錯する場所です。特に交通弱者である自転車や歩行者に対しては、その小ささや無防備さから特に動向を注視し、如何なる事態でも対応ができる状態で進行しなければなりません。また、「かもしれない」運転が必須の場面といえます。

普段の馴れや過信から、「前車はこの位のスピードで進行し交差点を抜けるだろう」と、自分勝手に判断してしまうことは、安全に対する配慮が完全に欠如している状態といえ、その思い込みが事故を生む結果となります。

「交差点安全進行」を忘れることなく、常に何が起こるか?を予測しつつ、いつでも止まれる速度で進行することを心掛けてください。