ケーススタディ55「構内で作業中トラックの観音扉に衝突」

☆事故の発生状況☆

貨物自動車を運転するAは、いつもの納品先で荷卸しをするため倉庫に入り後退を始めた。近くに見慣れないコンテナや荷物が置かれていることに気づき注意しながら後退していると、左隣りに荷卸しのために停車していたトラックの後部観音扉に接触し、損壊させた。

☆事故の原因☆

後退時の安全確認不足

☆防止策☆

  1. 構内等の気になるものが多い場所では、危険要因を確認できないままバックしてしまいがちですが、ミラーやモニターに頼らず、特に確認しにくい左後方には十分注意しましょう。
  2. バックする際は、同乗者や周囲の人に誘導してもらうか、車から降りて死角の安全を目で見て確認するように心がけましょう。