事故の情報・注意喚起

大型トラック等による重大事故(国土交通省発表)(2025.1.17データ)

No. 発生日時 発生場所 事故の概要
1. 2024.10.11(金) 埼玉県 「中型トラックの酒気帯び運転事故」
午後3時00分頃、埼玉県三郷市において中型トラックが運行中、コンビニエンスストア駐車場から出発の際に、停車していた警察車両前部に当該トラックの左後部が接触した。この事故によるけが人はいない。その場にいた警察官によりアルコール検査が行われ、酒気帯び運転が発覚した。当該運転者は、当日午前11時ごろ、荷主先の駐車場で待機中に飲酒したとのこと。
2. 2024.10.19(土) 東京都 「中型トラックの衝突事故」
午前7時35分頃、東京都大田区の首都高速湾岸線多摩川トンネル内において、石川県に営業所を置く中型トラックが運行中、渋滞の車列に追突し、そのはずみで前方の乗用車5台に次々に衝突した。この事故により、追突された乗用車の運転者1名が死亡、追突された乗用車の乗員2名が重傷、追突された乗用車の乗員及び中型トラックの運転者の計10名が軽傷を負った。
3. 2024.10.24(木) 広島県 「中型トラックの酒気帯び運転事故」
午前9時17分頃、広島県廿日市市の国道において、静岡県に営業所を置く中型トラックが運行中、前方を走行していた陸上自衛隊の車両に衝突した。この事故によるけが人はいない。中型トラックの運転者は酒気帯びの状態であったため、駆け付けた警察官により現行犯逮捕された。事業者によると、運転者は休息していたサービスエリアで飲酒したとのこと。
4. 2024.10.28(月) 山形県 「大型トラックの衝突事故」
午後4時55分頃、山形県長井市の国道において、宮城県に営業所を置く大型トラックが運行中、交差点の一時停止標識を無視して右側から侵入してきた軽自動車と衝突した。この事故により、軽自動車の乗員2名が死亡、軽自動車の運転者が重傷を負った。
5. 2024.11.2(土) 福岡県 「大型トラックの酒気帯び運転事故」
午前3時30分頃、福岡県北九州市の国道において鹿児島県に営業所を置く大型トラックが運行中、道路上のクッションドラムに接触して、そのまま逃走した。その後、警察によって大型トラックは停車させられ、運転者の呼気を調べたところ基準値の6倍のアルコールが検出されたため現行犯逮捕された。運転者は、北九州市内の当該事業者の別の営業所にある休憩所内で缶酎ハイを3本飲酒したのち、点呼を受けずに運行を開始した模様。
6. 2024.12.1(日) 三重県 「中型トラックの衝突事故」
午後7時20分頃、三重県松阪市の国道において、同県に営業所を置く中型トラックが緩い右カーブを運行中、対向車線の乗用車がセンターラインをはみ出し、当該中型トラックと衝突した。この事故により、乗用車の乗員2名が死亡、中型トラックの運転者1名が重傷を負った。
7. 2024.12.10(火) 埼玉県 「中型トラックの衝突事故」
午後4時8分頃、埼玉県さいたま市の片側二車線の国道において、中型トラックが運行中、車線規制を実施し第二車線上に作業の為に停車していた自家用トラック2台に追突した。この事故により、中央分離帯付近で除草作業等をしていた作業員2名が追突に巻き込まれて、死亡した。事業者によると、運転者は事故当時西日がまぶしく、車線規制の看板を見落としたことにより、追突してしまったとのこと。
8. 2024.12.19(木) 滋賀県 「大型タンク車の積載物漏洩事故」
午前7時30分頃、滋賀県甲賀市の国道において、三重県に営業所を置く大型タンク車が運行中、前方を走行していた自家用トラックに追突した後に横転し、大型トラックに積載していた重油が漏洩した。この事故により、大型タンク車の運転者及び自家用トラックの運転者が軽傷を負った。当該運転者は追突を避けようとして急ハンドルを切り、追突の衝撃と急ハンドルの勢いにより中央分離帯に乗り上げ大型トラックが横転したとのこと。
9. 2024.12.27(金) 大阪府 「大型トラックの酒気帯び運転事故」
午後8時47分頃、大阪府堺市の府道において、大阪府に営業所を置く大型トラックが丁字路を右折しようとしたところ、右折先の横断歩道を右側から進行してきた自転車に気付かず衝突した。この事故により、当該自転車乗りが死亡した。事故現場において、大型トラック運転者の呼気から基準値を超えるアルコール濃度が確認されたため、当該運転者は警察により酒気帯び運転と過失運転致傷で現行犯逮捕された。
10. 2025.1.13(月) 静岡県 「大型トラックの衝突事故」
午前4時50分頃、静岡県御殿場市の東名高速道路において、大阪府に営業所を置く大型トラックが運行中、脇見運転により、前方を走行していた軽乗用車へ衝突した。さらに、当該軽乗用車は追越し車線に跳ね飛ばされ、当該軽自動車に後方から走行してきた乗用車が衝突し、当該軽自動車が横転した。この事故により、軽乗用車の乗員2人が死亡し、1人が軽傷。また、軽自動車に衝突した乗用車の乗員2人が軽傷を負った。